祖谷のかずら橋と言えば秘境の観光スポットととして人気がありますが、そのさらに奥地に奥祖谷の「二重かずら橋」と呼ばれる名所があることをご存知でしょうか?
奥祖谷は祖谷渓や祖谷のかずら橋、小便小僧のある祖谷からさらに山奥に入った、日本国内でも随一の秘境の1つです。
そして、その秘境という言葉にふさわしい美しい自然の観光名所が盛りだくさんです。
【奥祖谷の二重かずら橋】
かずら橋というと観光スポットとしては祖谷のかずら橋が有名です。アクセスに関しても比較的祖谷の方が行きやすいでしょう。
祖谷のかずら橋も美しい川と相まってとてもキレイですが、どちらも訪れたことがある人の多くが二重かずら橋の方がよかったと答えます。
「二重」とついているのは、男橋と女橋の2つの橋が並んでかかっていることからつけられています。通称「夫婦橋」と呼ばれることもあります。
祖谷との違いは、観光スポットとして整備され尽くしておらず、古来からの風景として雄大な自然とマッチしているところにあります。
橋単体としてみても祖谷のかずら橋が繊細な美しさなのに対して、力強さを感じさせるつくりになっています。
二重かずら橋の隣には「野猿」と呼ばれる対岸からロープで引っ張って川を渡る装置も楽しめます(完全なる人力です)。
橋の長さは西祖谷のかずら橋よりも長く、
28センチの私の足のサイズよりも大きな空間もあるため、高所恐怖症でなくても怖いです。
入場料は550円ですが、何度でも渡れますし、西祖谷のかずら橋よりもすいているのでオススメです!