祖谷のかずら橋までの道中に今、香港の人々が押しよせているホテルがあります。
それが「新祖谷温泉ホテルかずら橋」です。
以前紹介した「和の宿ホテル祖谷温泉」は、ケーブルカーで渓谷を下った先に温泉がありましたが、このホテルはその逆となります。
ケーブルカーで登った先に温泉があるのです。
コンセプトはずばり「天空の露天風呂」
なんとも素敵なパワーワードですよね。 この天空の露天風呂と祖谷の秘境感が香港で話題となり、香港の人々が殺到するようになりました。 (その人気にあやかって、一時香港でPRのラッピングバスを走らせていたようです)
2018年には東京と福岡にしか飛行機が飛んでいなかった徳島阿波踊り空港に、香港との定期便が乗り入れることになりました。
定期便が出せるくらい、香港からの観光客が増えたということはすごいことですよね。
香港からわざわざ四国のど真ん中に来る観光客というのは日本人でマチュピチュに行くようなイメージなんでしょうか。 天空の露天風呂と秘境というフレーズは海外の観光客の心を掴んだようです。
実際に2016年と2017年で香港からの観光客は50%増になったそうです。
しかも、定期便が始まるのは2018年の12月からですので今後はますます増えそうです。
ただでさえ宿泊場所が限られている地域なので、ホテルの客室を抑えるのがプラチナチケットとなってしまうことだけが残念です。
皆さんもぜひ、「天空の露天風呂」を訪れてみてください。
日帰り入浴も可能ですよ。 オススメは渓谷に下る「和の宿ホテル祖谷温泉」と天空へ登る「新祖谷温泉ホテルかずら橋」の日帰り入浴を楽しむ工程です。
レンタカーがあれば半日あればどちらも楽しむことができますよ。