四国・徳島のオススメスポットとして、お遍路の八十八か所巡りにおいて”一番さん”の名で親しまれる霊山寺を紹介します。
徳島の鳴門は関西方面からの四国の入り口であるとともに、八十八か所巡りのスタート地点でもあります。
現在、お遍路は従来の歩き遍路の他にレンタカーや自家用車での車遍路や、複数回に分けて寺巡りを行うお遍路ツアーなどがあります。
しかし、すべてを回るには膨大な時間が必要となります。個人的には見ごたえのあるお寺だけを巡ってみても楽しいと思います。
厳選してお寺を巡ることを想定してもこの1番礼所の霊山寺はやはり外せません。
寺としてはさほど大きくはないのですが、きれいな庭と荘厳なお堂の中には神聖さを感じます。
ちなみに2番礼所の極楽寺も目と鼻の先にありますので合わせて観光することをオススメします。ちなみに四国の寺の名前は壮大な名前が多くて、ご利益がありそうな単語の組み合わせが多い気がします(笑)
徳島県内で八十八か所巡りで特に有名なお寺といえば、霊山寺のほかに焼山寺や薬王寺などもあります。
どちらもアクセス面では難がある観光スポットですので、八十八か所巡りを想定しないのであればオススメしていないのですが、
見ごたえはかなりあります。焼山寺に関しては恐怖を覚えるくらい道中の道が狭く険しいことで有名です。
薬王寺は厄落としの寺として有名ですが、厄落としした厄を拾ってしまうことがあるため、おふざけは厳禁です。
ここで少しお遍路についてです。
【お遍路の目的】
お遍路の目的は、健康祈願、自分探しなどそれぞれであり、巡礼者が持つ笠には、「同行二人」という文字が書かれており、ひとりは自分、そしてもう一人は弘法大師を意味します。つまり、弘法大師様と二人で巡礼の道を歩くということがお遍路のコンセプトとなっています。
【お遍路の歴史】
お遍路は弘法大師(空海)の 足跡をたどり、八十八ヶ所の霊場を巡拝することであり、1番から順番に回ることが多いですが逆回りも可能とされています。日本最強のパワースポット巡りといえますが、その歴史も古く平成26年に霊場開創1200年を迎えました。
実際にお寺を巡っていて気づいたことは八十八か所のお寺は基本儲かっているなということです笑
お遍路というプロセスとエンターテインメントが、一つのビジネスになっていると感じざるおえません。
(お遍路がもたらしている四国への経済効果が気になったので調べてみたところ、2016年は1650億円だったそうです。
めちゃくちゃ巨大ビジネスでした笑)