阿波おどりを見たことがある人はきっと多いでしょう。
徳島県発祥の盆踊りですが、今や全国でみられるようになりました。
関東で言えば南越谷や高円寺、都立家政などで大規模な阿波おどりが行われています。
しかしながら、私がおすすめするのはやはり本場徳島で見る阿波おどりです。
無論、高円寺等でも連による躍りを堪能することができます。
しかしながら、本場徳島の阿波おどりは規模が桁違いです。
東京では通りを躍り抜けていくだけのことが多いのですが、徳島では中心地全体が阿波おどり会場になっており、演舞場だけでなくアーケードないや路地裏、川沿いの道など、様々なところで踊る人を見ることができます。
その躍りの種類の豊富さと、そこにいる全員が参加者であるという一体感には特別なものがあります。
「踊る阿呆に見る阿呆同じ阿呆なら踊りゃにゃそんそん」というフレーズがありますが、まさにその通りです。
連による躍りが一通り終わると通行人も躍りに参加できるようになっています。
上手くなくても何でもOKだよという空気感は町全体が阿波おどり会場と化する徳島ならではのものと感じます。
徳島県民で連に参加している人は阿波おどり後に燃え尽きて、仕事のモチベーションにも影響がでてしまうという逸話を聞くのですがあり得るなと感じさせるだけのパワーがあります。
四国には高知のよさこい祭りもあり、お盆の旅行には徳島と高知がおすすめです。
ちなみにこの時期には日本郵船の飛鳥による徳島、高知の躍りをめぐるツアーが恒例で開催されています。
少々値ははりますがおすすめですよ。
阿波おどり期間外でも阿波おどり会館という綺麗で新しい施設が中心地にあり、一年中阿波おどりが堪能できるようにもなっています。
徳島は現在、アニメの祭典であるマチアソビが人気になっていることもあり、
今注目の場所の一つです。