【脇町・うだつの街並み】
脇町は江戸時代の街並みが残る歴史文化の観光スポットです。
街並みの美しさは、脇町がとても裕福だったことを象徴しています。
徳島でも内陸部の脇町が栄えた理由は徳島の名産である「藍」にあります。
古くから、阿波の国の商人は大阪を中心に活躍しましたが、その中でもやはり、藍染めを中心とする藍と和三盆が阿波の国の名産でした。
藍というとぱっとしないかもしれませんが、藍はジャパンブルーといわれ、
サッカーの日本代表のユニフォームに長年使用されるなど、ジャパンブルー(インディゴ)は江戸時代から日本が持つ青の色彩の中心でした。
通称、うだつの街並みと呼ばれる脇町南町は「うだつが上がらない」のうだつの語源となっています。
関東でも川越など、江戸の街並みの観光スポットが人気がありますが、
脇町のうだつも江戸を感じられるとても魅力的な観光地です。